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執筆者の写真くすのきちゃん

薬局でみなさんにアレコレ聞くわけ


みなさん

こんにちわ

今日もくすのき薬局周辺は気持ちのいい秋晴れでした。

仕事はやめてポカポカと日向ぼっこがしたい!・・・そんな日でした。

さて、みなさんは

処方せんを持って薬局へ行ったら

「今日はどうされましたか?」と聞かれることありませんか?

病院で医師に色々話して相談して

処方せんを出してもらっているのに、どうしてまた薬局で説明しないといけないんだ?!!

説明することで一体どうなるんだ?!!何かしてくれるのか?!

しんどい時に聞かないでほしい。

私もそう思います。

なので、私自身はあまりそういう話はせずにお薬のご説明をまずはさせて頂き、

お話の中で症状についての話題がでれば色々と聞かせて頂く事にしています。

しかし、なぜ薬剤師はまず「今日はどうされましたか?」と聞くかには理由があるんです。

それは・・・・

処方せんには 病名が記載されていないからなんです。

そのため、様々な質問を通して医師の処方意図を再確認する必要があるんです。

今日処方されているお薬はみなさんの今の症状に適したものなのか?量なのか?

病名がわからないんで実際に皆さんに色々聞いて確認していくしかないんです。

例えば、花粉症の治療薬が、じんま疹のお薬としても処方されることがあったり、風邪薬として使われる事もあります。

漢方薬の葛根湯も単純に風邪に使われる事もあれば副鼻腔炎に使われたり、肩こりに使われたり色々なんです。

用途によって同じお薬でも使用量や服用回数が異なる事もあります。

このように、同じお薬でも治療目的が異なる場合が多々あるため、医師の処方内容を薬剤師がダブルチェックすることで、

処方されたお薬が正しい用途かどうか、また、処方量が治療に対して適正かどうかを確認しているのです。

そうしておかないと、お薬の説明が見当違いのものになってしまったり、

治療対象疾患に合わない量のお薬を提供してしまう事だって考えられます。

さらには、アレルギーや副作用、お薬同士や食べ物、サプリメントとの飲み合わせ、生活習慣や嗜好までも

考慮してお薬をお渡しすることで、患者さまに安全にお薬を飲んでいただこうと薬剤師は一生懸命になっているわけです。

本当にしんどい時は、その旨お伝えくだされば無理に聞いていく事はありませんので

みなさんには、ご面倒だとは思いますが、出来ればこういう薬剤師にお付き合い、協力を頂ければと思います。


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